対応製品
- Jupiter-Post
本コマンドの目的・用途
SunShine Solverの固有値解析(SOL103)結果を読み込み後、SunShineを利用したモーダル過渡応答解析(SOL112)をPost内で実施します。ここでは、過渡応答解析で負荷する加振条件を定義します。
SunShineを利用しない過渡応答コマンドでは使用できない直接強制運動加振(変位,速度,加速度)が過渡応答 (Solver) コマンドでは使用可能です。
SunShine Solverのリスタート機能を使用するため、過渡応答 (Solver)機能ではSunShine固有値解析後のデータベースファイルが必須です。
Jupiter-Preの解析 > SunShine > 固有値解析(SOL 103)から固有値解析を実行する場合は、ホーム > プリファレンス > パス設定のSunShineパスで「MDB/ADBを削除」 がオフになっていることを確認ください。

なお直接強制運動加振(変位,速度,加速度)を負荷する場合、固有値解析時に加振点の該当自由度を拘束しておく必要があります。
コマンドの場所
- 日本語環境:計算 > 動解析 > 過渡応答(Solver) > 荷重条件
- 英語環境:Calculation > Dynamic Analysis > Trans. Resp.(Solver) > Load Condition
GUI


- 対象の解析
-
荷重条件を設定する解析対象を指定します。
- 新規解析作成 – チェックボックス, プルダウンメニュー
-
新たに解析を始める場合チェックボックスをオンにします。既存解析に荷重条件を追加する場合、オフにしてプルダウンメニューから解析対象を指定します。
- 荷重タイプ – プルダウンメニュー
-
時間依存の動荷重タイプを選択します。
- テーブル(TLOAD1)
-
テーブル形式で時間依存の動荷重を定義します。
\(
P(t) = A \cdot F(t)
\) - 余弦加振(TLOAD2)
-
余弦関数形式で時間依存の動荷重を定義します。
\begin{align}
& P(t) = A{\tilde{t}}^{B} e^{C{\tilde{t}}} \cos \left( 2\pi F \tilde{t} + \frac{P \pi}{180} \right) \quad (T1 \leq t \leq T2, \quad \tilde{t} = t – T1) &\\
& P(t) = 0.\quad (t < T1\; \text{or}\; t > T2)
\end{align}
- 荷重設定
-
選択荷重タイプに沿って動荷重を定義します。
下記項目は荷重タイプの選択によって変化します。

- 名前 – テキストボックス
-
荷重名を入力します。
- 座標系 – プルダウンメニュー
-
初期値のGlobalは全体座標系となり、ユーザが局所座標系を追加している場合は、プルダウンメニューに追加され選択可能となります。
- 荷重 – プルダウンメニュー
-
動的加振タイプを選択します。
- 力
-
力加振を定義します。
- 変位
-
強制変位加振を定義します。
- 速度
-
強制速度加振を定義します。
- 加速度
-
強制加速度加振を定義します。
- 方向 – ラジオボタングループ
-
加振方向を指定します。
- X, Y, Z
-
指定した並進方向に加振を定義します。
- RX, RY, RZ
-
指定した回転方向に加振を定義します。
- 法線
-
指定節点に垂直な並進方向に加振を定義します。節点周りの要素法線を平均した方向となります。
- 振幅 – テキストボックス
-
振幅量(A)を入力します。
- 初期変位(US0) – テキストボックス
-
強制速度または加速度に使用される初期変位を入力します。
- 初期速度(VS0) – テキストボックス
-
強制加速度に使用される初期速度を入力します。
- F(t) – ラジオボタングループ
-
時間依存加振(F(t))のタイプと時間依存性を定義します。
- テキストボックス
-
時間依存のない定数を入力します。
- テーブル – ボタン
-
時間依存加振(F(t))の時間依存性をテーブルで定義します。
操作手順
過渡応答解析で使用するSunShine Solverの実固有値解析結果(*.op2)を読み込みます。
ホーム > インポート > インポート結果 > Nastranコマンドでop2ファイルを指定して、結果を読み込みます。
計算 > 動解析 > 過渡応答(Solver) > 荷重条件コマンドを選択し、過渡解析荷重 – ソルバーダイアログを表示します。荷重条件を設定する解析対象を選択します。新規に計算する場合は新規解析作成をチェックします。

ここではテーブル(TLOAD1)の定義方法で力加振を設定します。
名前入力後、荷重で力、方向で指定した座標系での加振方向を選択します。また加振する節点を選択します。続いて、振幅で振幅量(A)を入力し、F(t)で時間依存性を定義します。ここでは時間依存性を考慮するためテーブルのラジオボタングループを選択し、テーブルボタンを押下します。
テーブルの追加/編集ダイアログでインポートボタンを押下し、時間 – 値のcsvファイル(コンマ区切り)を読み込みます。XYZ描画ボタンによりテーブルを確認可能です。OKボタンを押下しテーブルの追加/編集ダイアログを閉じます。
過渡解析荷重ダイアログで適用もしくはOKボタンを押下し荷重を適用します。


ここでは余弦加振(TLOAD2)の定義方法で力加振を設定します。
名前入力後、荷重で力、方向で指定した座標系での加振方向を選択します。また加振する節点を選択します。
続いて、振幅で振幅量(A)を入力し、T1で加振開始時間、T2で終了時間、周波数で加振周波数、フェーズで位相を指定し、適用もしくはOKボタンを押下し荷重を適用します。
Postツールウィンドウに指定された解析内に荷重条件が追加されます。


上記Step3,4の2例の荷重は同様の加振条件(0.02秒から10Hz定常加振1周期分)となりますが、テーブル(TLOAD1)の荷重タイプでは指定時間の間は線形補間されます。
引き続き応答計算を実施する場合、【Jupiterコマンドリファレンス】過渡応答 (Solver) > 応答点条件の操作手順を参照ください。


