【Jupiterコマンドリファレンス】解析 > Nastran > 非定常熱伝導解析(SOL159)

目次

対応製品

  •  Jupiter-Pre

本コマンドの目的・用途

Nastranの過渡伝熱解析(SOL159)用入力データを出力します。

コマンドの場所

  • 日本語環境:解析 > 解析 > Nastran > 熱伝導 > 非定常熱伝導解析(SOL159)
  • 英語環境:Analysis > Analysis > Nastran > Heat Transfer > Transient(SOL159)

GUI

ジョブオプション

項目の説明
ジョブ
プログラム – ラジオボタングループ

Nastranのタイプを選択します

MSC

MSC Nastran

NX

NX Nastran

ジョブ名 – テキストボックス

ジョブ名を入力します。ツリーにこの名称で出力設定が保存されます。

ジョブの説明 – テキストボックス

ジョブの説明を入力します。

ソルバーオプション
時間増分(DT) – テキストボックス

時間増分を指定します。

初期時間増分数(NDT) – テキストボックス

時間ステップ数を指定します。

タイムステップあたりの最大反復数 – テキストボックス

各時間ステップでの最大反復回数を指定します。

Auto Time Step(ADJUST)

作成中

Nastranを実行 – チェックボックス

ローカルマシン上のNastranを実行します。

メモリ (MB) – テキストボックス

メモリ割り当て量を定義します。

システムセルとFMS
システムセル – ボタン

Nastran(System)セクションにデータカードを直接入力します。ボタンをクリックすると任意テキスト – システムセルダイアログが表示されます。

システムセルテンプレート – プルダウンメニュー

すべての.bdfテンプレートファイルを保存して表示します。

編集 – ボタン

選択した.bdfファイルが編集されます。ボタンをクリックすると任意テキスト – システムセルダイアログが表示されます。

ファイル管理セクション – ボタン

ファイル管理文セクションにデータカードを直接入力します。ボタンをクリックすると任意テキスト – ファイル管理セクションダイアログが表示されます。

FMSテンプレート – プルダウンメニュー

すべての.bdfテンプレートファイルを保存して表示します。

編集 – ボタン

選択した.bdfファイルが編集されます。ボタンをクリックすると任意テキスト – ファイル管理セクションダイアログが表示されます。

モデル単位系を出力
プルダウンメニュー

解析入力データの単位系設定を行います。SI(mm),SI(m), kgf-mmから選択可能です。

実行コントロールオプション
GEOMCHECK, NONE – チェックボックス

形状チェックオプションを無効にします。

直接テキスト入力 – ボタン

エグゼクティブコントロールセクションにデータカードを直接入力します。ボタンをクリックすると任意テキスト – 実行コントロールダイアログが表示されます。

実行テンプレート – プルダウンメニュー

すべての.bdfテンプレートファイルを保存して表示します。

編集 – ボタン

選択した.bdfファイルが編集されます。ボタンをクリックすると任意テキスト – 実行コントロールダイアログが表示されます。

ケースコントロールオプション
ECHO – ラジオボタングループ

バルクデータのエコー出力を定義します。

NONE

出力なし

SORT

ソート出力

UNSORT

未ソート出力

BOTH

ソートおよび未ソートの両方出力

TITLE – テキストボックス

プリント出力時のタイトルを定義します。

直接テキスト入力 – ボタン

ケースコントロールセクションにデータカードを直接入力します。ボタンをクリックすると任意テキスト – グローバルケースコントロールダイアログが表示されます。

ケースコントロールテンプレート – プルダウンメニュー

すべての.bdfテンプレートファイルを保存して表示します。

編集 – ボタン

選択した.bdfファイルが編集されます。ボタンをクリックすると任意テキスト – グローバルケースコントロールダイアログが表示されます。

バルクデータオプション
出力タイプ – ラジオボタングループ

出力対象を指定します。

モデル

一つのファイルに出力

パート毎

パート毎にファイルを分けて出力

パートファイル名のプレフィックスを削除 – チェックボックス

チェックを入れると、出力ファイル名から、ファイル名のプレフィックスを省略します。

例)

選択したパート

選択されたパートのみ出力

グリッドフォーマットタイプ – ラジオボタングループ

GRIDカードの出力フォーマットを変更します。

シングル

スモールフィールドフォーマット出力

ダブル

ラージフィールドフォーマット出力

シングル浮動小数点

指数不使用のスモールフィールドフォーマット出力

浮遊節点を削除 – チェックボックス

データ出力時に浮遊節点を削除します。

継続行マーク+ – チェックボックス

データ出力時に継続ポインタ+を出力します。

バルクデータを含める – ボタン

バルクデータファイルを挿入します。ボタンをクリックするとファイルオープンダイアログが表示されます。

直接テキスト入力 – ボタン

バルクデータセクションにデータカードを直接入力します。ボタンをクリックすると任意テキスト – バルクデータダイアログが表示されます。

バルクデータテンプレート – プルダウンメニュー

すべての.bdfテンプレートファイルを保存して表示します。

編集 – ボタン

選択した.bdfファイルが編集されます。ボタンをクリックすると任意テキスト – バルクデータダイアログが表示されます。

荷重/境界条件

項目の説明
ベース

SUBCASE指定の上に定義する解析全体に作用する境界条件を定義します。各境界条件で使用する境界条件ケースを指定します。Defaultには全ての境界条件が含まれます。

DLOAD – プルダウンメニュー

熱荷重ケースを指定します。

SPC – プルダウンメニュー

温度拘束ケースを指定します。

MPC – プルダウンメニュー

多点温度拘束ケースを指定します。

初期温度 – プルダウンメニュー

初期温度ケースを指定します。

出力要求

項目の説明
結果タイプ

出力要求を指定します。

Note

各プルダウンメニューでは以下の項目を選択します

  • PLOT: op2出力
  • PRINT: f06出力
  • PUNCH: .pchファイル出力
  • PLOT&PRINT: op2およびf06出力
  • ブランク: 未出力
Temperature – プルダウンメニュー

温度出力要求を指定します。

FLUX – プルダウンメニュー

温度勾配および熱流束出力要求を指定します。

SPCFORCES – プルダウンメニュー

拘束熱量出力要求を指定します。

OLOAD – プルダウンメニュー

作用荷重出力要求を指定します。

MPCFORCES – プルダウンメニュー

多点拘束熱量出力要求を指定します。

結果に出力するグループ(SET)の選択

結果出力する範囲を要素、節点グループ(セット)を指定して制限します。

Note

各プルダウンメニューでは以下の項目を選択します

  • すべて: 全要素、全節点に対して出力
  • グループ: 指定グループ内の要素、節点に対して出力
Temperature – プルダウンメニュー

温度出力要求に対して出力範囲を指定します。

FLUX – プルダウンメニュー

温度勾配および熱流束出力要求に対して出力範囲を指定します。

SPCFORCES – プルダウンメニュー

拘束熱量出力要求に対して出力範囲を指定します。

OLOAD – プルダウンメニュー

作用荷重出力要求に対して出力範囲を指定します。

MPCFORCES – プルダウンメニュー

多点拘束熱量出力要求に対して出力範囲を指定します。

パラメーター

項目の説明
パラメーター

パラメータを定義します。

POST – プルダウンメニュー

ポスト処理用結果ファイルの出力タイプを指定します。

0

XDB出力

-1

op2(Patran向け)出力

-2

op2(I-DEAS向け)出力

OGEOM – プルダウンメニュー

OP2への形状出力を制御します。

YES

形状出力あり

NO

形状出力なし

AUTOSPC – プルダウンメニュー

剛性特異性の自動拘束を制御します。

YES

自動拘束

NO

自動拘束なし

GRDPNT – テキストボックス

重量情報出力を制御します。

WTMASS – テキストボックス

質量補正係数定義します。

K6ROT – テキストボックス

シェル要素法線回転剛性に対する付加係数を定義します。

MAXRATIO – テキストボックス

マトリクス擬似特異判定比率を定義します。

BAILOUT – プルダウンメニュー

擬似特異性に対する実行を制御します。

0

継続実行

-1

終了

PRGPST – プルダウンメニュー

特異性サマリーテーブルのプリント出力を制御します。

YES

出力あり

NO

出力なし

その他設定

項目の説明
ダミープロパティ

ダミープロパティの設定を行います。

自動割り当て – チェックボックス

チェックを入れると、プロパティが割り当てられていないパートにダミープロパティを自動で割り当てます。

出力ジオメトリーID – チェックボックス

チェックを入れると、フェースID、エッジID、パートIDなどのエンティティIDが出力されます。

材料 – プルダウンメニュー

ダミープロパティを割り当てるパートの材料を指定します。材料コマンドのユーザーデータベースに登録済の材料が選択可能です。ユーザーデータベースに材料未登録の場合、登録済でもブランクを選択した場合はダミー材料を割り当てます。ダミー材料の場合、材料特性値は書かれない状態で出力されます。

解析テンプレート設定

Nastranダイアログの解析パラメータは、テンプレートファイルを読込することで自動設定されます。

テンプレート – プルダウンメニュー

すべてのNastranテンプレート.xmlファイルを保存して表示します。

デフォルトのフォルダ:

C:\Users\XXX\AppData\Roaming\TechnoStar\JPT5.X.X\AnalysisSetting\Nastran

削除 – ボタン

選択したテンプレートが削除されます。

追加 – ボタン / テキストボックス

現在のNastran設定ダイアログが、テキストボックスへ入力した名称のテンプレートとして保存されます。

子ダイアログ(任意テキスト)

項目の内容

セクションにデータカードを直接入力する機能用のダイアログです。

テキストボックス

任意のテキストを複数行入力可能なエリアです。

Clear – ボタン

テキストボックスの内容を消去します。

OK – ボタン

テキストボックスの内容を保存し、ダイアログを閉じます。

Cancel – ボタン

テキストボックスの内容を保存せずにダイアログを閉じます。

Save As – ボタン

内容をテンプレートとして保存します。「編集」ボタンから起動した際にのみ表示されます。

操作手順

時間依存テーブルの作成

時間依存の境界条件を作成するため、時間テーブルを作成します。

STEP
フィールドデータコマンド起動

境界条件>その他>フィールドデータコマンドを選択します。

STEP
新規作成

フィールドデータダイアログで追加ボタンをクリックします。

STEP
時間依存テーブル作成

テーブルの追加/編集ダイアログでテーブル名に任意の名前を入力、テーブルタイプで時間を選択します。必要なデータ数だけ挿入ボタンでデータを追加し入力します。またインポートボタンからcsv形式で作成しておいた[時間,係数]のテーブルを読み込みます。データ入力後、OKボタンをクリックし、テーブルを作成します。
入力したデータテーブルは、Xで時間、Yで値を選択し、XYZ描画ボタンをクリックすることでチャートに表示できます。

STEP
追加作成

他の境界条件用に別の時間テーブルが必要であれば同様に作成します。

温度境界条件の設定

時間依存の温度境界条件を設定します。以下では時間で一定の温度を設定します。

STEP
境界温度コマンド起動

境界条件>温度条件>境界温度コマンドを選択します。 

STEP
パラメータ設定

温度に温度を入力し、テーブル選択で先に作成した時間依存テーブルを選択します。

STEP
温度境界条件作成

温度境界条件を定義するエンティティをモデル上から選択し、OKボタンをクリックし温度境界条件を作成します。

対流境界条件の設定

時間依存の対流境界条件を設定します。以下では時間依存の熱伝達係数を設定します。

STEP
表面対流コマンド起動

境界条件>温度条件>表面対流コマンドを選択します。 

STEP
パラメータ設定

雰囲気温度に環境温度を入力します。次に熱伝達係数で熱伝達係数を入力し、その下の時間依存で先に作成した時間依存テーブルを選択します。

STEP
対流境界条件作成

対流境界条件を定義するエンティティをモデル上から選択し、OKボタンをクリックし対流境界条件を作成します。

初期温度条件の設定

初期温度条件を設定します。以下ではモデル全体で一定の初期温度を設定します。

STEP
初期温度コマンド起動

境界条件>初期境界条件>初期境界条件>初期温度コマンドを選択します。

STEP
パラメータ設定

温度に初期温度を入力します。

STEP
初期温度条件作成

モデル全体に一定の初期温度を設定するため、デフォルト温度を使用にチェックをし、対象エンティティは選択せずに、OKボタンをクリックし初期温度条件を作成します。
部位毎に初期温度を設定する場合は、チェックをせずにエンティティを選択します。 

Nastran入力データの作成

Nastranの過渡伝熱解析(SOL159)用入力データを出力します。

STEP
非定常熱伝導解析(SOL159)コマンド起動

解析>解析>Nastran>非定常熱伝導解析(SOL159)コマンドを選択します。

STEP
パラメータ設定

ジョブオプションのソルバーオプション>時間増分(DT)で時間増分を、初期時間増分数(NDT)で時間ステップ数の設定をします。

STEP
入力データファイル出力

その他必要なオプションを定義し、適用(OK)ボタンをクリックして、入力データファイルを出力します。

目次