【Jupiterコマンドリファレンス】材料

目次

対応製品

  • Jupiter-Pre

本コマンドの目的・用途

プロパティデータに参照される材料データを作成します。材料ライブラリからの読み込み、または新規作成ができます。

コマンドの場所

  • 日本語環境:プロパティ > 材料 > 材料
  • 英語環境:Property > Material > Material

GUI

項目の説明
ユーザーデータベース

使用中のドキュメントの材料データベースに登録された材料データを一覧表示します。
表示された材料データは、ライブラリーデータベースへドラック&ドロップ、または↓ボタンでライブラリーデータベースに保存できます。
一番上の行は検索行です。ID、 材料名、説明それぞれで材料データの検索が可能です。
また、マウス右クリックメニューで表示されるメニューから、各コマンドを使用します。

Note

ユーザーデータベースに登録されない材料は使用できません。

メニュー内容
新規作成使用中のドキュメント内に、新規材料を作成します。
編集ハイライトした材料を編集します。
削除ハイライトした材料を削除します。
ライブラリーデータベース

指定された材料ライブラリの内容を一覧表示します。
表示された材料データは、ユーザーデータベースへドラック&ドロップ、または↑ボタンでユーザーデータベースに登録できます。
また、マウス右クリックメニューで表示されるメニューから、各コマンドを使用します。

Note

デフォルトの材料ライブラリはホーム>プリファレンス>パス設定>デフォルト材料ライブラリ
で指定します。

メニュー内容
新規作成使用中のドキュメント内に、新規材料を作成します。
編集ハイライトした材料を編集します。
削除ハイライトした材料をライブラリから削除します。
ライブラリーパス – テキストボックス

現在表示されている材料ライブラリの名前です。

開く

材料ライブラリを指定し、ライブラリーデータベースに内容を表示します。

新規作成

新規ライブラリを指定の名称で作成します。ライブラリファイルはデフォルト材料ライブラリのあるパスと同じ場所に作成されます。

新規保存

Jupiterに読み込まれている材料ライブラリを新しく外部に保存します。

子ダイアログ(材料修正)

項目の説明
基本

新規材料データ作成及び既存の材料データを編集する際に使用するダイアログです。

名前 – テキストボックス

材料名を入力します。

材料ID – テキストボックス

材料IDを入力します。材料IDはユーザーデータベース一覧表内で重複できません。重複しないIDを選んでください。

説明 – テキストボックス

材料に関する追加説明を入力します。(任意入力)

材料に設定している色です。設定が無い場合には黒が設定されます。特定の機能(色の再割り当て・プロパティレポート)でパートのサーフェースカラーとして使用されます。

メニュー

それぞれ構造、伝熱、ガスケット、流体解析に使用する材料の項目がメニューから選択できます。選択された項目は、下の性質リストに追加されます。

性質リスト – テーブル

選択された材料定数の項目が一覧表示されます。 一覧表には以下の機能があります。

ダブルクリック

クリックしたアイテムを右側のプロパティウインドウに開き、編集できます。

右クリック > New

新しい項目を追加できます。項目の内容は構造、熱、ガスケット、流体メニューと同じです。

プロパティウインドウ

選択された項目の材料定数が右側のプロパティ領域に表示されます。

下記項目は構造 – メニューからの選択によって変化します。

密度

質量特性を定義します。

オプション
温度依存データの使用 – チェックボックス

温度依存性を含める場合に選択します。

フィールド変数の数 – スピンコントロール

材料のフィールド変数を追加する場合に指定します。

単位
質量密度 – プルダウンメニュー

単位体積質量値の単位を選択します。

温度 – プルダウンメニュー

温度の単位を選択します。

テーブル
密度

密度を指定します。

温度

温度を指定します。

下記項目は熱 – メニューからの選択によって変化します。

熱伝導率

熱伝導率を定義します。

オプション
タイプ – プルダウンメニュー
等方性

等方性の線膨張係数

直交性

直交異方性の線膨張係数

異方性

完全異方性の線膨張係数

温度依存データを使用 – チェックボックス

温度依存性を含める場合に選択します。

フィールド変数の数 – スピンコントロール

材料のフィールド変数を追加する場合に指定します。

単位
熱伝導率

熱伝導率の単位を選択します。

温度

温度の単位を選択します。

テーブル
熱伝導率

熱伝導率を指定します。

温度

温度を指定します。

下記項目はガスケット – メニューからの選択によって変化します。

ガスケット膜弾性

ガスケット面内弾性を定義します。

オプション
温度依存データを使用 – チェックボックス

温度依存性を含める場合に選択します。

フィールド変数の数 – スピンコントロール

材料のフィールド変数を追加する場合に指定します。

ヤング率 – プルダウンメニュー

ヤング率単位を選択します。

テーブル
Young’s Modulus

Young’s Modulusを指定します。

Poisson’s Ratio

Poisson’s Ratioを指定します。

温度

温度を指定します。

下記項目は流体 – メニューからの選択によって変化します。

音速
速度 – プルダウンメニュー

速度単位を選択します。

テーブル
Sound Speed

音速を指定します。

下記項目は電気 – メニューからの選択によって変化します。

抵抗率
オプション
タイプ – プルダウンメニュー

抵抗率タイプを選択します。

Isotropic

等方性材料

温度依存データを使用 – チェックボックス

温度依存性を含める場合に選択します。

単位
熱伝導率 – プルダウンメニュー

熱伝導率単位を選択します。

温度 – プルダウンメニュー

温度単位を選択します。

テーブル
抵抗率

抵抗率を指定します。

温度

温度を指定します。

下記項目はユーザー – メニューからの選択によって変化します。

ユーザー定義
ファイルからインポート – ボタン

ファイルからテキストをインポートします。該当*MATREIAL内に直接入力したテキストが出力されます。

下記項目は疲労 – メニューからの選択によって変化します。

疲労限度線図(ADVC)

疲労解析に使用される材料定数を登録します。

オプション
温度依存データを使用 – チェックボックス

温度依存性を含める場合に選択します。

フィールド変数の数 – スピンコントロール

材料のフィールド変数を追加する場合に指定します。

テーブル
平均応力

平均応力を指定します。

応力振幅

応力振幅を指定します。

温度

温度を指定します。

下記項目はLS-DYNA – メニューからの選択によって変化します。

002-MAT_ORTHOTOROPIC_ELASTIC
MID – テキストボックス

材料識別番号(整数)

RO – テキストボックス

密度

EA – テキストボックス

a方向のヤング率(方向の詳細はLS DYNAマニュアル参照のこと)

EB – テキストボックス

b方向のヤング率(方向の詳細はLS DYNAマニュアル参照のこと)

EC – テキストボックス

c方向のヤング率(方向の詳細はLS DYNAマニュアル参照のこと)

PRBA – テキストボックス

ba方向ポワソン比(方向の詳細はLS DYNAマニュアル参照のこと)

PRCA – テキストボックス

ca方向ポワソン比(方向の詳細はLS DYNAマニュアル参照のこと)

PRCB – テキストボックス

cb方向ポワソン比(方向の詳細はLS DYNAマニュアル参照のこと)

GAB – テキストボックス

ab方向のせん断係数

GBC – テキストボックス

bc方向のせん断係数

GCA – テキストボックス

ca方向のせん断係数

AOPT – プルダウンメニュー

材料軸オプション0,1,2,3,4,負の整数で定義します。(方向の詳細はLS DYNAマニュアル参照のこと)

  • 0 :局所直交異方性。材料軸は図 0-1 に示すように要素の節点によって定義されます。a 方向:節点 1 から節点 2 に向かう方向b 方向:a 方向に直交し、節点 1・2・4 で構成される平面内にある方向。このオプションを2次元平面解析や軸対称解析で使用する場合、節点番号は反時計回りに定義する必要があります。シェル要素の場合材料軸はシェル表面の法線ベクトルを中心に角度 BETA で回転されます。
  • 1:局所直交異方性。材料軸は空間上の点 P と要素中心のグローバル位置によって定義され、これが a 方向になります。このオプションはソリッド要素専用です。
  • 2:グローバル直交異方性。材料軸は、下部で入力されるベクトル a および d によって定義されます。
  • 3:局所直交異方性。材料軸はベクトル v と要素面の法線ベクトルによって定義されます。ソリッド要素の面は、前半4節点と後半4節点で定義される内外面の中間面です。このオプションは六面体要素(hexahedron)専用です。
  • 材料軸の定義:
  • a = v × 法線ベクトル
  • b = 法線ベクトル × a
  • c = 法線ベクトル
  • a および b は、c を軸として角度 BETA で回転されます(BETA はキーワード入力またはこのキーワード内で指定可能)。
  • MACF の設定により材料軸の切り替えが発生する可能性があり、BETA 適用の前後で切り替えが行われるかは MACF の値に依存します。
  • 4:円筒座標系における局所直交異方性。材料軸は、ベクトル v と原点 Pによって定義される中心軸に基づいて設定されます。このオプションはソリッド要素専用です。
  • 0未満:|AOPT| は座標系 ID として解釈されます。
G – テキストボックス

ソリッド要素のみに作用する非周波数依存減衰のせん断係数、SIGFの250-1000倍推奨

SIGF – テキストボックス

周波数非依存かつ摩擦型減衰における限界応力

XP – テキストボックス

AOPT=1 か4の時のP点のX座標を入力します。

YP – テキストボックス

AOPT=1 か4の時のP点のY座標を入力します。

ZP – テキストボックス

AOPT=1 か4の時のP点のZ座標を入力します。

A1-A3 – テキストボックス

AOPT=2の時のaベクトルの成分

MACF – プルダウンメニュー

ソリッド要素における材料軸変更フラグ

  • -4:材料軸 b と c を BETA 回転の前に入れ替える
  • -3:材料軸 a と c を BETA 回転の前に入れ替える
  • -2:材料軸 a と b を BETA 回転の前に入れ替える
  • 1:変更なし(既定値)
  • 2:材料軸 a と b を入れ替える
  • 3:材料軸 a と c を入れ替える
  • 4:材料軸 b と c を入れ替える
IHIS – テキストボックス

異方性剛性項の初期化フラグ(ソリッド要素専用)

  • 0:C11, C12 などの剛性係数は、カード 1b.1、1b.2、および 1b.3 から取得された値を使用します。
  • 1:C11, C12 などの剛性係数は、INITIAL_STRESS_SOLIDからの履歴データで初期化されます。
V1-V3 – テキストボックス

AOPT=3か4の時のvベクトル成分

D1-D3 – テキストボックス

AOPT=2の時のdベクトル成分

BETA – テキストボックス

AOPT=0か3の時のc軸回転角度

REF – プルダウンメニュー

INITIAL_FOAM_REFERENCE_GEOMETRYで定義された参照ジオメトリの応力テンソル初期化フラグ、0か1で入力します。0がオフとなります。

操作手順

操作手順(ドキュメント内への材料の読み込み)

STEP
材料ダイアログの表示

プロパティリボン > 材料アイコンをクリックして 、材料ダイアログを開きます。

ライブラリデータベースには、ライブラリーパスで指定している.mlibファイルの中身が表示されています。デフォルトでは、Jupiterの規定材料が指定されています。

任意の材料ライブラリがある場合には、「開く」から.mlibファイルを指定してください。

STEP
現在のドキュメントへの材料読み込み

ライブラリデータベースのテーブル上をクリックして材料の行をハイライトします(複数可)。

アイコンをクリック、もしくはユーザーデータベーステーブルへのドラッグ&ドロップで、ユーザーデータベースに材料を追加します。

適用/OKボタンをクリックして追加を確定します。

操作手順(材料の作成及び編集)

STEP
材料ダイアログの表示

プロパティリボン > 材料アイコンをクリックして 、材料ダイアログを開きます。

ユーザーデータベースの任意の行を右クリックすると、メニューが表示されます。既存の材料列の場合には編集関連のメニューも表示されます。

STEP
材料の編集

編集メニュー選択で、材料修正ダイアログが表示されます。

左側の性質リストで各性質の行をダブルクリックすると、右側にプロパティが表示されますので、各値を変更します。

不要な性質がある場合には、性質の行の右クリックメニューより削除を選択します。

新規に性質を追加したい場合には、同じく右クリックメニューの新規作成メニューもしくは性質リスト上部のメニューより追加します。

プロパティを変更後、OKボタンをクリックして材料修正ダイアログを終了します。

材料ダイアログがアクティブになるので、適用/OKボタンをクリックしてプロパティの変更を確定します。

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